スポット

京都東山にある一際目を引くカラフルな布地の「くくり猿」のある八坂庚申堂

着物を着て訪れたいフォトジェニックスポット

市バス東山安井のバス停から徒歩4分。
東山にあるインスタ映えで有名なお寺【八坂庚申堂】
八坂庚申堂は正式には「大黒山金剛寺庚申堂(だいこくさんこんごうじこうしんどう)」と言います。

「大黒山金剛寺庚申堂」は大阪四天王寺、東京浅草寺とともに日本三庚申の一つです。

境内にあるたくさん吊るされた「くくり猿」
走り回る猿を人間の「欲望」に例え、猿の手足をくくり動けなくすることで
「欲望を抑える」という意味が込められているそうです。
願い事を叶えるためには欲望を抑えることが必要とされており、くくり猿にお願い事を書き吊るすことで
1つ欲望を我慢することで願いが1つ叶うと言われています。

八坂庚申堂

八坂庚申堂の御朱印

【八坂庚申堂】の御朱印は境内にある授与所でいただけます。
ここの御朱印は1種類のみです。

八坂庚申堂 御朱印

大きな墨書きは「庚申尊」と書かれており、中央の朱印には「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が押されており、左下には「大黒山金剛寺」の印があります。
授与所は9:00〜17:00です。朱印料は300円です。
御朱印帳を持って行けば直書きしてもらえます!
御朱印帳がない場合でも授与所で紙で頂くことができます!

年に6回だけ巡ってくる庚申日

庚申信仰は60日ごとに巡ってくる庚申の日の夜に眠ると体内にいる三尸の虫が抜け出し、その人の悪事を天帝に告げ口をして寿命を縮めると言われています。
(三尸とは:頭の中に潜み、首から上の病気を引き起こす虫)
そのためその夜は寝ずにお参りをすることで災いから身を守ろうとした風習があるそうです。
八坂庚申堂では年に6回の庚申日に厄除けコンニャク焚きが行われています。
猿形に切ってあるコンニャクを3個、北を向いて無言で食べることで無病息災で過ごせると言われています。

2024年の6回の庚申日は、
「初庚申 2月26日(月)」「二庚申 4月26日(金)」「三庚申 6月25日(火)」「四庚申 8月24日(土)」「五庚申 10月23日(水)」「納庚申 12月22日(日)」です。

インスタ映えする【八坂庚申堂】
写真を撮りに行くのもいいですが、写真を撮る前には必ず本堂へお参りを行いましょう。

京都駅から八坂庚申堂へのアクセス方法

京都市バス「京都駅前」から206系統に乗り、「五条坂」で下車。
「五条坂」より徒歩7分。

京都市バス「京都駅前」から206系統に乗り、「清水道」で下車。
「清水道」より徒歩3分。

施設名八坂庚申堂
HPhttp://www.yasakakousinndou.sakura.ne.jp/index.htm
Instagram@yasakakoshindo__official
住所京都市東山区金園町390
営業時間9:00~17:00
電話番号075-541-2565
定休日年中無休