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嵐電に新型車両「KYOTRAM」が登場!京都の街を走る次世代トラム

2025年2月28日、京福電気鉄道(嵐電)に待望の新型車両「KYOTRAM(きょうとらむ)」がデビューしました。
なんと新車両の導入は24年ぶり。この車両は、老朽化した車両の置き換えとして、2024年度から計7両が順次導入される予定です。
嵐電とは?京都唯一の路面電車で観光にもぴったり
嵐電(らんでん)は、京福電気鉄道が運行する京都市内唯一の路面電車です。
嵐山方面を結ぶ「嵐山本線」と、北野天満宮方面の「北野線」の2路線があり、どちらも京都の観光地を結ぶ重要な交通手段となっています。
京福電気鉄道の公式HP→https://www.keifuku.co.jp
「人にやさしい路面電車」がコンセプト|デザインも機能も刷新
KYOTRAMは、「人にやさしい路面電車」をコンセプトに開発されました。
バリアフリー設計、安全性の向上、そして快適性を兼ね備え、京都を訪れる観光客にも優しい設計となっています。
特徴的なデザインにも注目です。
- 丸みを帯びたやさしいフォルム
- LEDライトを採用したスタイリッシュな外観
- 機器類を車体下部に移設し、屋根がすっきり
- ヘッドライトと尾灯が一体化した独自のライトデザイン
モボ2001形と連結可能!編成の自由度もアップ
KYOTRAMは、既存のモボ2001形車両と連結可能。これにより、運行の柔軟性や編成バリエーションが増し、混雑時やイベント時の対応も強化されます。
新たな嵐電ロゴマークも登場

新型車両のデビューと同時に、嵐電の新ロゴマークも導入されました。
伝統と革新が融合したデザインで、今後の嵐電のアイコンとして広く使用されていく予定です。
初日は臨時ダイヤ&貸切イベントも開催
2025年2月28日の営業運転初日には、臨時ダイヤでの運行に加え、貸切イベントも実施され、鉄道ファンや地元住民でにぎわいました。
また、2月28日から5月6日までの間は、嵐電の公式X(旧Twitter)で毎日運行予定が発信されていました。
KYOTRAMが見られるのはどこ?北野線が狙い目!
筆者が実際に運行状況を調べてみたところ、KYOTRAMは主に北野線(帷子ノ辻〜北野白梅町)での運行が多く確認されました。
注意点としては、3〜4日に1回の頻度で運休日も見られました。
(※現在、公式による運行予定の告知は終了しています)
運賃情報(2025年現在)
嵐電の運賃は、全線均一料金です:
- 大人:250円
- 子ども(6歳以上12歳未満):120円
※ICカード(ICOCA・PiTaPaなど)も利用可能。
新型「KYOTRAM」は京都観光の新名物になるかも!
24年ぶりに登場した嵐電の新型車両「KYOTRAM」は、デザイン・機能ともに進化を遂げた京都の新たな移動手段。
観光の合間に乗ってみるのはもちろん、沿線での撮影もおすすめです。
特に、北野線沿線での遭遇率が高いため、チェックしてみてくださいね!