朔日餅とは?伊勢に伝わる朔日参りから生まれた特別なお餅
三重県伊勢市に本店を構える赤福では、毎月1日だけ販売される特別なお餅「朔日餅(ついたちもち)」が人気を集めています。
朔日餅は単なる季節限定の和菓子ではありません。
その始まりとなったのが、伊勢地方に古くから伝わる「朔日参り(ついたちまいり)」です。
朔日参りとは、毎月1日の早朝に神社へ参拝し、
- 無事に過ごせた1か月への感謝
- 新しい月の健康や幸福への願い
を神様にお祈りする習慣のこと。
現在でも伊勢神宮周辺では、毎月1日の早朝になると多くの参拝客が訪れ、特別な雰囲気に包まれます。
そんな朔日参りに訪れる人々をもてなすために作られたのが朔日餅です。
毎月異なるお餅が登場し、その月ならではの風景や伝統行事、季節の願いが込められているのが特徴です。
和菓子を通じて日本の四季を感じられることから、県外から訪れるファンも少なくありません。
2026年6月の朔日餅「麦手餅」とは

6月の朔日餅として登場するのが「麦手餅(むぎてもち)」です。
六月は「麦秋(ばくしゅう)」と呼ばれ、麦の収穫が行われる季節。
また、田植え作業が本格化する時期でもあり、昔の農家では人手が足りないほど忙しい季節だったといわれています。
そのため「猫の手も借りたい」と表現されるほど多くの人が田植えを手伝いました。
田植えが終わると、農家では協力してくれた人々へ感謝の気持ちを込めて祝い餅を振る舞い、賃料として麦を渡していたそうです。
この風習をもとに作られたのが6月の朔日餅「麦手餅」です。
古くから受け継がれてきた農村文化や感謝の気持ちが込められた、歴史あるお餅といえるでしょう。
麦手餅はどんな味?特徴を紹介
麦手餅の魅力は、どこか懐かしさを感じる素朴な味わいです。
もち麦粉を練り込んだ餅生地の中には、黒糖風味のあんが包まれています。
さらに表面には香ばしい麦粉がたっぷりまぶされており、口に入れた瞬間にふんわりと麦の香りが広がります。
黒糖あんのやさしい甘さと、麦の香ばしさが絶妙に調和しているのが特徴です。
派手さはありませんが、昔ながらの和菓子らしい素朴な味わいを楽しめます。
麦手餅の価格とサイズ
2026年6月の朔日餅「麦手餅」は、用途に合わせて3種類のサイズが販売されています。
・小箱(6個入)900円(税込)
・大箱(10個入)1,500円(税込)
・化粧箱(9個入)1,800円(税込)
化粧箱は上品なパッケージが特徴で、季節の贈り物や手土産として利用する方も増えています。
家族で楽しむなら大箱、自宅で気軽に味わうなら小箱がおすすめです。
朔日餅は京都でも買える?
「朔日餅は伊勢限定」と思われがちですが、実は京都でも購入可能です。
特に人気なのが、京都駅直結で便利な「ジェイアール京都伊勢丹」
伊勢まで行かなくても予約購入できるため、毎月多くの人が利用しています。
主な販売場所
- 伊勢本店(内宮前)
- 一部百貨店
- 御在所SA(上り線)
- ジェイアール京都伊勢丹 など
京都観光のついでに受け取りやすいのも魅力です。
【京都で買える】ジェイアール京都伊勢丹の朔日餅購入方法
予約受付期間
- 前月1日 午前10時〜
- 前月20日 午後8時まで
予約方法(オンライン)
京都で確実に朔日餅を手に入れたい方におすすめなのが
ジェイアール京都伊勢丹。
- 伊勢丹オンラインショップから希望商品を選択
伊勢丹オンライショップはコチラ - 希望の受け取り時間を選ぶ
- 午前11時〜午後3時
- 午後3時〜午後8時 - オンライン決済して予約完了
受け取り時間と場所
- 受け取り時間
- 午前11時〜午後3時
- 午後3時〜午後8時
- 受け取り場所
- ジェイアール京都伊勢丹
地下1階 お受け取りカウンター
- ジェイアール京都伊勢丹
当日は、注文明細メールを提示して商品を受け取ります。
来月(7月)の朔日餅は「笹わらび餅」
6月の麦手餅に続き、7月の朔日餅は「笹わらび餅」が登場します。
暑さが本格化する7月にぴったりの涼やかな和菓子で、わらび餅を笹の葉で包んだ夏らしい一品です。
笹の爽やかな香りと、つるんとしたわらび餅の食感が楽しめることから、毎年人気を集めています。
朔日餅は月ごとに内容が変わるため、それぞれの季節や行事に合わせた味わいを楽しめるのも魅力のひとつです。
7月の笹わらび餅についても、販売日が近づいたら詳細を紹介したいと思います。
まとめ
6月の朔日餅「麦手餅」は、麦の収穫や田植えの時期に生まれた伝統文化を今に伝える特別な和菓子です。
もち麦粉を使った餅生地、黒糖あんのやさしい甘さ、香ばしい麦粉の風味が調和した素朴な味わいが魅力。
伊勢に古くから伝わる朔日参りの文化とともに味わうことで、より深く季節の移ろいを感じられるでしょう。

